誰でもウェブサイト作らなければいけない不健全な社会

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ウェブサイトを作る仕事をしているのに、というより、しているからこそ思う。なぜみんなウェブサイトを作らなければいけないのか、と。企業も、飲食店も、自治体も、団体も、大学も、高校も、中学校も、小学校も、幼稚園・保育園も、病院も、テレビ局も、新聞も、政治家も、タレントも、個人も、みんな、ウェブサイトを作っている。この不健全さを指摘する人はあまりいない。なぜカレー屋の主人が本で勉強してウェブサイトを作らなければいけないのだろう。そんな余裕があるなら、カレーにその力を使ってほしい。なぜ企業が何百万円もかけてウェブサイトを作らなければいけないのだろう。その費用は製品やサービスの価格に転嫁される。なぜ政府機関や国立の機関が何千万円もの予算をかけてウェブサイトを作らなければいけないのだろう。その財源は税金である。ウェブサイトを作る仕事をしている立場からすれば大歓迎な風潮だけど、でもこれは明らかに不健全な社会だと思う。

ウェブサイト不要論というのは、ウェブサイトが必要ないということではない。限りなく少なくしたほうがいい、という考え方だ。たとえば大学なら、文部科学省が大きなウェブサイトを作って、プラットフォームの中で各大学が情報発信をすればいい。飲食店なら、Google+でもFacebookでもいいけど、どこかのプラットフォームで情報発信をすればいい。その方がユーザーとしても、絶対に見やすいし、使いやすいはずだ。もちろん、個性を出さなければいけないアーティストなんかは作ったほうがいいだろう。これはあくまで最小にした方がいいという考え方だ。

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